年を干支で表すときの信頼できる基準は漢の太初暦が公布された紀元前104年で、この年が丁丑で、以後毎年干支表の順に当てはめられて来ています。 西暦を12で割って6が余る年が寅年となります。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
寅は十二支の中で3番目に数えられます。前は丑、次は卯。 『漢書』律暦志によると寅は「虫寅」(いん:「動く」の意味)。春が来て草木が生ずる状態を表しているとされます。後に覚え易くするために動物の虎が割り当てられました。 同じ猫科のネコが十二支に入っていない理由の説話 五黄の寅 日本では寅年は参議院選挙が行われ統一地方選挙を1年後に控える年。1947年に参院選と統一地方選が同じ年に行われて以降、統一地方選挙は4年に1度、参議院選挙は3年に1度行われています。そのため4と3の最小公倍数である12年に1度、「来春の統一地方選挙を控える夏の参議院選挙」が行われていて、それが寅年にあたります。 地方政治家たちは翌年の統一地方選挙で自分たちが勝利しやすくなるよう、自分と距離が近い候補者を力を入れて応援するため、寅年の参議院選挙は投票率が上昇すると言われます。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||
|
参考:「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」