誕生日が同じ月齢になるということは、あなたが生まれた日の太陽と地球と月の並び方と同じ配置がまた巡ってくるということです。
なんだか宇宙のロマンを感じますね。
まず[誕生日の月齢]を調べましょう。
ふつう、[誕生日の月齢]といえばその日のうちに含まれる端数なしの月齢を指します。そしてその数字に1を足すと
それは旧暦での日付の数字となるのです。
調べ方：
下の画面の年月日をあなたの誕生日に変え、時刻は12時00分とします。では[入力日]を押しましょう。
12時00分と入力しましたので示された月齢は正午のものです。そしてそれは午前と午後でそれぞれ0.5の幅がありますから、
この数字の端数を四捨五入するとその日のうちに含まれる端数なしの月齢、つまり[誕生日の月齢]となります。
もし端数が0.5の場合は四捨五入せずこのカレンダーで端数なしの月齢を確認してください。
また、数字が29を超えている場合はその日のうちに月齢0となる可能性がありますから同様に確かめましょう。
さて、それから丸一年経つと、（地球の公転と月の動きは直接関係ありませんから）日付と月齢は当然ずれています。
しかしそのずれは19年経つごとにほぼなくなり、同じ日にほぼ同じ月齢が巡ってくることになるのです。（メトン周期※）
そこで、19年後を調べてみることにしましょう。
月齢が一つずれる（旧暦の日付が一日ずれる）こともありますが、そのときはさらに19年後を調べます。
例をやってみましょう。
2000年5月5日誕生 ⇒0.9⇒四捨五入⇒1。 これに1を足すと日付になるのだから、旧暦2日生まれ。
2019年5月5日19歳 ⇒0.2⇒0 旧暦1日
2038年5月5日38歳 ⇒0.7⇒1 旧暦2日
2057年5月5日57歳 ⇒1.4⇒1 旧暦2日
2076年5月5日76歳 ⇒1.9⇒2 旧暦3日
2095年5月5日95歳 ⇒1.1⇒1 旧暦2日
幸運なことにここまでに3回見つかりました。95歳まで生きたいですね。
あなたもぜひやってみましょう。
自分が生きているであろう未来のうちに見つかりましたか。
それをしっかりとメモしておきましょう。
その日にはぜひ月を見上げ、広い宇宙でその天体配置の巡り合わせで生まれた事実に思いを馳せ、
母に感謝し、改めて自分の生き方を確認するよい機会としましょう。
※メトン周期
一年の日数の平均は365.2421…日です。
これを月齢一回りの周期（朔望月）29.5305…日で割ると12.3682…となります。つまり、翌年の同じ日には月の形は前年より
0.3682…朔望月分先行していることになります。
この0.3682…朔望月という数字は日数にすると約11日ですが、2年たった時はまだ1ヶ月分に足りず、3年経つと1ヶ月分を超えて
しまいます。
ところがこれが19年積み重なると、6.9970…とほぼ7.00と等しくなります。つまり19年間の日数は月の満ち欠けの周期でほとんど
ピッタリ割り切れるのです。宇宙の神秘の一つといってよいでしょう。
この19年の周期がメトン周期です。
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