古稀(70)とは
杜甫「曲江」の「人生七十古来稀なり」より。

参考:「曲江」現代語訳

 役所が退ければ日々春着を質に入れ
 その金で曲江のほとりで酔っ払って帰る
 飲み代のつけなら至るところにある
 人生七十まで生きることなぞまずなかろう
 蜜を吸う蝶が花の向こうに見え隠れする
 湖面をすべるようにトンボが悠々と飛んでいく
 この春景色に思う
 もの皆すべては移ろっていく
 しばしの間、この自然のままに喜び合おう

なんという素晴らしい人生。
あやかりたいものだ。

戻る