簡易構音評価レベル表

 正しい音として聴き取れるかどうかの評価。一般的に60台後半以上を正常とする。70以上は良。

        〈音節〉                〈文〉
100──────────  100──────────
   仮想的な理想音  
#0      仮想的な理想の話し方
 90──────────   90──────────
   きれいな音     
#0      きれいな話し方
 80──────────   80──────────
   普通の音・ぞんざいな音      普通またはぞんざいな話
   (違和感のない音) 
#0       し方(聞き間違いがない)
 70━━━━━━━━━━   70━━━━━━━━━━

   
目的音は明確だが        聞き間違える単語がある
   違和感のある音  
#1
 60──────────   60──────────
   目的音はわかるが        聞き取れない単語がある
   異常と感じる音   
#2-3
 50━━━━━━━━━━   50━━━━━━━━━━

   目的音かどうか迷う程度     半数ほどの単語が聞き取
   の音         
#1-3     れない
 40──────────   40──────────
   目的音に関連する動作を   
 家族だけが聞き取れる
   するが全く違う音  
#0-3
 30━━━━━━━━━━   30━━━━━━━━━━
   目的音に関連する動作が    家族も聞き取れない
   できていない    
#0-3
 20──────────
   目的音と関係なく一種類
   の構音動作をしている
 10──────────
   構音動作がない声
  0──────────
   声が出ていない

 

●音のひずみ度
  正しい音として聴きとれるかどうかに関係なく、正常な言語音かどうかの目安。  

  #0・・・・日本語の音質としては全く正しい音
  #1・・・・かすかな違和感がある音・訛りのような音・音質自体は正常の範囲内
  #2・・・・日本語の音質としては異常な音
  #3・・・・特に異常な音

   #1は自身では気にならないのが普通で、一般には矯正の必要性は大きくない。
     アナウンサーレベルでは問題視される。
   #2は成人では自身でも気になる。


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