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構 音 矯 正 科

1997年に日本で初めて成人の機能性構音障害矯正の専門指導を開始しました。
リモート受講(Zoom)は初めての方でも事前準備なしですぐに始められます。

 

因となる病気や麻痺などのない発音の異常(機能性構音障害)は正しい指導によって短期間に矯正できます。

この指導は、「機能性構音障害」と呼ばれるものに適応します。
側音化構音や、サ行構音障害が代表的なものです。
具体的には、

他人にはかすかな訛り程度ではなく、「正しくない(異常)」と聴こえ、
丁寧に発音しても正しい発音にならず、
問題の音以外の発音は普通であり、
言語発達遅滞(著しいことばの遅れ)がなく、
病気や麻痺、口の中の異状・ケガなど医学的な問題はないので医療を受ける必要がない。

という場合で、

○イ段の音(イ、キ、ギ、シ、ジ、チ、ニ、ヒ、リ、など)が正しく言えない。
○カ行がタ行、ア行のように、ガ行がダ行、ラ行のようになる。
○キが正しく言えない・チと混同する。
○ギが正しく言えない・ジと混同する。
○ケ、キ、ゲ、ギが正しく言えない。
○サ行がタ行、チャ行になる。
○ザ行がダ行、ジャ行になる。
○サ行がシャ行やヒャ行のようになる。
○サ行(ツも含む)がハ行やファ行のようになる。
○サ行、ツ、ザ行が鼻を鳴らすような音になる。
○サ行、ツ、ザ行がはっきりしない・だらしない。
○シが正しく言えない・ヒと混同する。
○ジが正しく言えない・ギと混同する。
○タテト、ダデドが変だ。カケコ、アエオ、ガゲゴのようになる。
○チが正しく言えない・キと混同する。
○ツがチュ、キュ、クのようになる。
○ツとズがはっきりしない・だらしない。
○ナ行が変だ。ガ行のようになる。
○ニが変だ。ギのようになる。
○パ行がア行のようになる。
○ヒが正しく言えない・シと混同する。
○ヤ行が正しく言えない。
  ラ、ル、レ、ロがあいまいになる。
○リが正しく言えない。ギのようになる。
○拗音(キャ、シャ、チャ、・・・ など)が正しく言えない。
○しゃべると舌が見えておかしい。
○ある発音の時だけ唇がゆがんだり、下アゴが横にずれる。
○ある
発音の時だけ息が横に漏れる気がする。

などのケースに適応します。
(より詳しい情報は次ページにあります。サンプル音声も聴けます。)

指導対象は原則として中学生以上です。

中学生〜成人は訓練に対する理解力・適応力もあり、上記○印に該当するものは短期間に治癒します。
問題音が1つならケースによっては1回の指導で、問題音が複数なら平均して数回程度の指導で済むでしょう。
○印のないものでは多くは○印に準じますが一概には言えません。

小学生の場合は一度Zoom面接した上で指導開始にふさわしいと判断してからお引受けいたします。

就学前の幼児の場合は誠に恐縮ですが、別途幼児対象の機関、施設をお探し下さい。
学校の「ことばの教室」でも一部幼児の受け入れを行っているところがあります。


当教室は話し方教室や一般のスピーチクリニックではありません。
当科は機能性構音障害向けに特化した明確に有効な指導、初回に正しい音が出る指導を行います。
なお、単に早口になると発音が不明瞭になるとか、ある行の音が連続すると舌が回らない、というケースは狭義の構音障害ではありません。当科の適応外であることをご理解下さい。

「機能性」以外の構音障害については当科の指導による改善は見込めません。専門の医療をお受けになることをお勧めします。


次ページ 機能性構音障害とは へ。このケースに当てはまるかどうか調べられます。


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構音矯正科のその他のお知らせ

治体や学校、福祉団体などが募集して機能性構音障害と考えられる中学生以上の複数の対象者がまとまった場合には出張指導会を行うことができます。
休日にも可能です。機能性構音障害であれば一日で10人程度が単音での発音が可能となるところまで確実に進めます。
習熟訓練まで進めるかどうかはケースや人数によります。詳しいことはお問い合わせ下さい。
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また公的な指導者講習会(ことばの教室担当教諭の研究会など)へも全国へ出張しています。休日にも可能です。料金は主催者の規定に従います。
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